メールの返信を早くするコツ －iPhone/ユーザ辞書－

今はいつでもどこでもiPhoneでメールチェックができて、本当に便利になりました。ですが便利な反面、レスポンスの早さも求められるようにもなりましたね。
iPhoneの【ユーザ辞書】 に普段よく使う文章を登録しておけば、メールを作成する時間を短縮することができます。
では実際にどんなものを登録できますか？以下はその一例です。

よく使うあいさつ

ビジネスメールで使う最初と最後のあいさつはたいてい決まっているので、定型文として【ユーザ辞書】に登録しておくことができます。
登録の仕方は簡単です。

• iPhone設定アプリ < 一般 < キーボード < ユーザ辞書
• 右上の＋をタップ。
• ［単語］にあいさつ ［よみ］に最初の2〜3文字を登録。

例えば、【ユーザ辞書】 に
［単語］　平素より大変お世話になっております。
［よみ］　へいそ（←文字数はご自由に）

と登録すると、「へいそ」と入力するだけで変換候補の最初に「平素より大変お世話になっております。」と出てくるようになります！

これには誤変換や誤入力を防ぐという効果もあります。
メールの最初が「平素より大変お世話になっております。」と始まっているのに、締めが「帰社益々のご活躍をお祈り申し上げまし*」となっていたら、どうですか？“この人に任せて大丈夫かな？”と思われてしまうかもしれませんね笑

*誤変換：帰社←貴社
*誤入力：申し上げまし←申し上げます

うっかりミスを防ぐためにも、ユーザ辞書を使いましょう！
こんな使い方もあります。

英語のサービス名

「後でDropboxでファイル共有します」「詳細はChatWorkでご説明します」などのやりとりで出てくるオンラインストレージやSNSのサービス名はほぼ100％英語です。
都度入力言語を変える手間を省くために、iPhoneの【ユーザ辞書】によく使う英語のサービス名を登録しておくとよいかもしれません。

先ほどと同じです。
［単語］　Dropbox
［よみ］　どろっp（←文字数はご自由に）

を登録します。
これをくりかえせば、iPhoneでメールを送るときに英語のサービス名がサクサク打てますね！

※ご注意

個人情報をユーザ辞書に登録することはおすすめしません。他の人がiPhoneのパスコードロックや指紋・顔認証を突破することは不可能ではないからです。
残念なことに、“す ま ほ”　“ろ っ く”　“か い じ ょ”　などのキーワードでたくさんの検索が行なわれています。

まとめ

毎日たくさんのメールをやりとりするなら、よく使う文章や単語をiPhoneのユーザ辞書に登録して、作業の効率化を高めることができます。今日ご紹介したのはほんの一例です。ぜひ自分のライフスタイルに合わせて、この機能を活用してくださいね。

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