iPhoneのホーム画面にボタンを表示してみたら意外と便利だった！

iPhoneXから液晶画面下の物理ホームボタンがなくなりました。
もちろんホームボタンがなくても快適に使えるようになっていますが、画面上に仮想ボタンを表示すると、もっと快適にiPhoneを使えるようになります。
AssistiveTouchとよばれる機能ですが、ボタンにいろいろな機能を割り当てられるので、よく使う機能をワンタッチで使えます。
「以前のホームボタンが便利だった」「よく使う機能を何度もタップするのが面倒」とお考えの方も多いのではないでしょうか？
そこで今回は、AssistiveTouchの設定方法をご紹介しますので、もっとiPhoneを便利に使いたいという方は是非参考にしてください。

AssistiveTouchとは

直訳すると『支援のタッチ』という意味の『AssistiveTouch』は、iPhoneが搭載するアクセシビリティ機能のひとつです。
物理ホームボタンがあった頃は、ホームボタンが故障した際に補助的に使用されていたこともありましたが、物理ホームボタンがなくなった今でも設定次第では非常に便利に使えます。
例えば、タップひとつでコントロールセンターや通知センターを表示したり、再起動したり、ミュートしたりと、さまざまな用途に使えます。
それでは、AssistiveTouchの設定方法を解説していきます。

AssistiveTouchの設定方法

AssistiveTouchを設定するためには、まず[設定]→[アクセシビリティ]→[タッチ]→[AssistiveTouch]と進みます。
一番上の[AssistiveTouch]をオンにして、[シングルタップ][ダブルタップ][長押し][3DTouch]に、お好みの機能を設定するだけです。
[ダブルタップ]と[長押し]はボタンを押す間隔や時間まで細かく設定できるので、自分の好みのタッチ感覚で操作ができます。
また、AssistiveTouch で[メニューを開く]という機能を設定すると、ボタンをタップした際に、最大8つまでの機能を一度に表示することも可能です。
たくさんの機能を設定したい場合は、とても便利なメニューです。
このメニューは[最上位のメニューをカスタマイズ]で任意の機能が割り当てられます。

AssistiveTouchの便利な使い方

いちいちサイドボタンを押さなければならない音量調整やミュート、複数のボタンを一度に押す必要のある再起動やスクリーンショットなどを割り当てると、ワンタップで済むので非常に便利です。
また、YouTubeなどの動画をよく観る人なら[画面の向きをロック]を割り当てると横画面や縦画面の切り替えが楽になります。
AssistiveTouchの仮想ボタンは画面上のどこにでも配置が可能で、タップするまでは半透明で表示されるので、それほど邪魔に感じることはないでしょう。
自分好みにカスタマイズできる『なんでもボタン』を画面上に配置して、今までよりもっと便利なiPhoneライフを楽しみましょう。

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