同時に２つのアプリを使う方法【Split View】

一度にいくつものアプリを起動していると、画面を切り替えるときに少し面倒だなと思うことはありませんか？
実はiPadには画面を2分割するSplit View (スプリットビュー) 機能があり、２つのアプリを同時に並べて操作することが可能になっています。
作業の効率化をUPさせる大変便利な機能なので、すぐにでも使っていただきたいと思います。

ではさっそくやってみましょう。
まず使いたいアプリのひとつを起動させておきます。
その後、画面の下をスワイプしてDock “ドック”（＝よく使うアプリや最近使ったアプリが並んでいるところ) を表示させます。
同時に使用したいアプリを長押しして選択したら、画面の右か左までドラッグ＆ドロップします。コツは、きちんと画面が2分割になるまで指を離さないことです。

2つのアプリをメインとサブで分けたいときは、アプリを仕切っているバーを左右どちらかにスライドさせると、画面の分割比が５：５から７：３に変わります。
簡単ですね！わたしは以下のようなシーンで使っています。

リサーチした結果をリスト化する

最近はオンラインで仕事をする機会が多くなり、Google Sheetを共用して作成・編集する機会が増えました。
よく上司から、マーケティングの一環として、特定の企業の連絡先（URL・メールアドレス）を調べてリスト化するように頼まれることがあります。
ではこの作業を一画面のみでする、と仮定しましょう。どうなるでしょうか？

• SafariからウェブサイトのURLをコピー
• Google Sheetを開いてリストにペースト
• もう一度Safariを出してメールアドレスをコピー
• またGoogle Sheetを開いて…以下省略…

という作業を延々繰り返さなければなりません。効率が悪いですね。

ではSplit View を使って画面を2つのアプリを同時に起動させてみましょう。
画面左側にSafariを起動し該当するページを表示させ、画面右側にはGoogle Sheetからリストを出した状態でスタートです。

• SafariからウェブサイトのURLをコピーしてSheetのリストにペーストする
• SafariからメールアドレスをコピーしSheetのリストにペーストする

以上です。
一画面のときは４つの作業工程がありましたが、Split Viewを使うことにより半分にまで減り、作業スピードが速くなりました！

【追記】

今ではSplit Viewがさらに使いやすくなり、２つのアプリの中でデータをコピペするときはドラッグ＆ドロップが使えるようになっています。また機会があれば次回以降の記事でお伝えします。

まとめ

iPadで同時に2つのアプリを使いたいとき、画面の2分割するSplit Viewはとても便利な機能です。
仕事の効率化以外にも、YouTubeでお料理の動画を見ながらメモを開いて買い物リストをつくる、なんてこともできます。ぜひあなただけの使い方を見つけてiPadをさらに活用していきましょう。

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